皆さんこんにちは!
この世にはたくさんの美プラと呼ばれる、美少女プラモデルが溢れています。
例えば、グットスマイルカンパニーからのギルティプリンセスや、バンダイの30MSシリーズやフィギュアライズ、きわどい所だとアルファマックスからのダークアドヴェントなど多種多様なプラモデルが出てます。
そんな昨今、今更ながら創彩少女庭園シリーズを買いました。
このシリーズは、FA:Gとは違うカスタム要素を含んだプラモデルシリーズになり、このほかにもアルカナディアというシリーズなどとも違う、女子高生の日常をテーマに作られているのが特徴です。
そんな創彩少女庭園ですが、発売当初からかなり人気で、バリエーションも多く発売されており、そのシリーズの強さが見て取れると感じます。
そんな、創彩少女庭園は今も買って楽しめるのか? も含めて、今回「小鳥遊暦」さんを紹介していけたらと思います。
1.商品情報
商品名:小鳥遊暦『令法高等学校・冬服』
発売日:2021年9月17日
価格 :6380円(税込)
付属品
メガネなし状態前髪パーツ×3
前髪アレンジ用アタッチメントパーツ×1
表情パーツ(塗装済みタイプ)「通常顔」「怒り顔」「照れ顔」「いたずら笑顔」×各1個
表情パーツ(未塗装タイプ)「通常顔」「怒り顔」「照れ顔」「いたずら笑顔」×各1個
手首パーツ5種「持ち手(通常)」「持ち手(狭)」「持ち手(広)」「握り手」「平手」×各左右分
メガネパーツ×3
たたんだメガネパーツ×1
大きな本【ブラウン】 開き/閉じ×1セット
小さな本【ホワイト】 開き/閉じ×1セット
スマートフォン×1セット
スクールバッグ×1
スカートなびき、別商品アフタースクール用の座りスカート
2.本体
ここからは本体を見ていこうと思います。
パッケージはこんな感じで、イラストがとても映えます。
他のプラモデル商品とは違っており、この1枚でも残したくなるそんなパッケージになっており、このシリーズの特徴で、こだわられた感じを受けます!
そして、このシリーズに限らず、一定の期間後からは、パッケージに記載されている本体写真は前回のロールなどでも書きましたが、完全塗装済みになりますので、巣組は味気ないのが特徴です。
なので、パッケージ通りに作るならば、塗料は必須になります。
それでも、このパッケージイラストだけでも2000円はしそうなので、とても凄い力をもってきてると思います。
内容物は死ぬほど豪華です。
写真を撮るだけでかなりの時間を費やしましたし、見てわかるように、ほかのコトブキヤのプラモデルシリーズと比べて、このキットはかなりの豪華仕様になってます。
さらに他シリーズ用の首交換パーツもありますので、素体としての役割もあり、メガミデバイスの学生版を作れるようにしてるのは、この価格帯ではかなり珍しいです。
私はメガミデバイス系統は振れたことないんですけどね。いつか作ってみたいです。
フェイスパーツはこんな感じ。
一つは本体につけてるので、そちらは後程。
左から、怒り、微笑み、困りになります。
例にもれずきれいな印刷で、フェイスパーツだけでもかわいさが出ていると感じます。
ハンドパーツは、本体含め左右セットで、五つ付属してます。
こだわっているだけあり、いろんな表情付けができるのは嬉しいところで、一番左のは確か掌に穴が開いてるので、ものを固定ができるようにはなってます。
そして、他作品のハンドパーツと違うところがあり、上手く撮ることができなかった為に伝わりにくいですが、セーターのモールドが入ってます。
ただ、このセーターのモールドも肌色の成型色のため、本体のセーターとは色が違います。
ちょっと撮影がうまくいってませんが、セーターは白色になります。
そのため、ここまでの色の差があるので、気になる人はかなり気になるところです。
もし塗装するなら? と考えたらこの素材、非フタル酸PVCという素材でできており、簡単に言えばソフビ系の素材ということになります。
そのため塗装が非常に困難な代わりに、耐久性と柔らかさを兼ね備えているのが特徴です。
それましたが、この素材に塗装するならば、ソフビ用塗料がいいと感じます。
現状はあまり見かけてないですが、世の中には一定数ありその中で有名なのが、ハピネットさんのVカラーという商品になります。
気になる方はお調べください。
スカートは二種類です。
座りのスカートには、専用の腰パーツが付属しており、椅子に座らせる為には、差し替えが必要になります。
ひざ下は共通なので、座らせるには二か所の交換が必要な感じになります。
そして、一番今回ので気にったのはなびきスカートです!
これ、後ほどアクションでも使うのですが、このパーツのおかげで苦手な躍動感も簡単に表現、というよりも見やすくできるのは、写真撮る人にはとてもほしいパーツになるのではないでしょうか?
さて、さらに驚くことは、ヘッドパーツがへっと二種類存在します。
それぞれ首の形が違うので、このベースヘッドパーツの付け替えによって髪型を変える感じになります。
さらに言えば、フェイスパーツがあれば頭が二つおまけでついている事になるのでここも作っていて驚いた感じです。
その比較になると、30MSになるでしょうが、そちらでもここまでのサービスはありません。
オプションボディについてることはあるみたいですが。
それだけでも、破格だと感じてもらえるかもです。
こちらは眼鏡です。
未塗装です。
そして三個ついており、折りたたみが一つついてます。
クリアパーツ成型ですが、レンズに当たる所の透明度はかなりいい感じです。
下の布が曇って見えないというのは、装着時に顔が醜くならないという事の確約であり、いかにアクセサリーを付けた時の外観を損なわないかを考えて作られていると感じます。
本は二種類付属しており、上は大きいサイズ、下は持たせるサイズになります。
大きいサイズのほうは、表紙と中が分かれており、マーキングシールがあればオリジナルの本が作れるほどの悪くない大きさです。
写真を撮る際に机に置くと映えるように設計されていると感じるほどに、しっかりとなっています。
小さいほうは持つようで白一色の成型色になります。
鞄に関してもしっかりと造形は入ってますが、成型色のみの茶色です。
そのためきれいに見せるなら塗装が必要になるのは仕方ないと感じますが、未塗装でも鞄とわかる造形です。
白飛びしてしまって申し訳ないとは感じます。
スマホは、あずき色成型色で作られていて、感覚的にはカバー装着時という印象です。
表はつるつるなので、きれいに飛んでしまいましたが、裏に関しては少し造形が入っていることがわかるかと思います。
残りのはこんな感じです。
スタンドに関してはそこそこ光沢のあるミント色で、個人的にきれいなスタンドだと感じました。
そして、スタンドの形がパズルのピースみたいになっているのは、他の創彩少女庭園シリーズの子たちとくっつけて飾れるようにする仕組みのため、この形状のようです。
本当に内容物だけでかなりの量で、FA:Gのアーマーがない代わりといえばとても満足する量が入っていると感じました。
3.素体本体
素体はこんな感じです。
やはり、コトブキヤだけあって、クオリティーはかなりいい感じです。
そして、特出するのはブレザーとその他パーツの質の違いです。
私は持ってないのですが、『30MSのオプションボディパーツ タイプS02』が私の記憶上素材の質感の違いが話題になりました。
30MS オプションボディパーツ 【タイプS02[カラーB]】
- 価格: 1650 円
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これは、ネット上に上がってる有名な方々が動画で出してますが、それでもわかるほどの質感の違いが出ていて驚いたものです。
そして今回のも、そこまでわかりやすいわけではないですが、作っているときに確実に質感が違うと感じるほどの再現だと感じたのが、このブレザー表現です。
あまり話題になっておらず、モデラーならもしかしたら当たり前なのかもしれませんが、塗装しない私みたいな人からするとこの表現はびっくりしました。
正面の写真を見ていただけたら、わかるかもしれませんが、ブレザー部分だけマッド加工されていて、さらに少し凸凹してます。
それもそのはずで、本当のブレザーももこもこしてます。
写真をとっても生地の違いはよくわかるほどで、その表現を加工の違いで表現していたので、個人的には満足のいくブレザー表現だと感じます。
そして、皺もきれいに入っているので、きている感が出てるのは珍しいです。
他のも何個か作ったことありますが、大きい皺ならともかく、流れる皺は個人的にこれが一番今のところきれいに見えます。
合わせ目に関しては少し目立つ感じですが、気にするほどには見えませんでした。
ただ、個人的には先ほど絶賛したブレザーにゲート跡が出てしまうのが難点ですし、合わせ目もブレザーに集中している感じです。
こちらは、左側が座りようの腰パーツになります。
ひざ下は共通のため、付け替え式ですが、そんなに嫌な感じはしませんでした。
見ての通り、座りのほうは腰軸が長くなっているため、可動はそんなにありません。
その代わりにすわりに関しては自然な感じになっているのが、見て取れるかと思います。
造形にこだわれるコトブキヤさんならではの差し替えですね。
ただ、このパーツではバイクや自転車の模型に乗せれないのは少し残念なので、他の都の差別化としては椅子に座らせるか否かがこのパーツの評価ポイントになります。
個人的考えでは、差し替えでありがたかったですね。
腰受けはこんな感じ。
使う人にはかなりありがたい感じだと思います。
4.可動域
造形を取ったからなのか、肩と肘は最近のと比べるとそんなにいいとは言えない感じです。
もちろん、関節を真上にする事によって上にもあげれますが、まっすくという事にはなりません。
ただ、その部分を気にしないのなら、垂直に上げた際の見た目は現状唯一自然になじんでると感じます。
前に上げたロールちゃんは同じコトブキヤ発売の別シリーズですが、あちらは関節が目立つところもあります。(気にはなりませんが)
同じ美少女系で言えば、制服という点を加味すると、可動系含め自然に見えるのは記憶上これのみです。
例えば、過去に上げたバンダイさんの、サクラさんは関節部にフリー可動リングで隠している工夫がされており、目立たないようになってます。
そうゆう工夫なしでは、この目立ちにくさは個人的に好感があるものでした。
前に上げるとこんな感じです。
肩の位置が少し外側に出ているため、垂直に上げるとここが限界で、これより上げるとなると外側にせり出す感じになります。
この点だけで言えば、気になる人が出てきそうですね。
腰可動は悪くなかったです。
そこに傾けるのがきれいにできるのは初めてでしたが、ポーズをとるのにここまで動くのはあまりですが、とてもよく傾きます。
ひざに関しては、もう90度以上動きません!
これはちょっと悲しかったですね。
ただ、それも仕方ないと感じる点があります。
それは、太ももにスリッドを入れないためです。
他のメーカーだと、スリットまでいかなくても、くぼみが存在します。
そのため、その切込みやくぼみありきで関節可動域を確保する傾向があるので、それをなくすと可動域が減ってしまう仕組みになります。
ただ、膝立ちは綺麗にできるので、その点は良い感じです。
もちろん、ここまで動かしにくいため、股の稼働はほぼ動きません。
横も前もです。
引き出し関節がないため、できても両方向ともに10度行けばいい感じになります。
つま先は問題なく動くのでいう事なしです!
5.アクション
かわいいですね!
眼鏡もかけてみましたが、やはりしっかりと決まりますね!
ただ、鞄を持たすのは一苦労でした。
スマホを持たせるとこんな感じ。
何か嫌な連絡でも来たんですかね?
どこかに行って握手を求めてます。
何かしに来たのでしょうか?
凛々しいポーズも難なく決まります!
MSGと合わせるとこんな感じです。
別売りのと合わせようとしましたが、結構厳しかったです。
特に柄を持たせようとすると、内側に全く曲がらないので、添えてるだけになっているのが伝わるかと思います。
見事抜くことが出来たみたいで、展開!
保持力がほぼないのが難点。
なびきと合わせるとこんな感じに!
大剣では無理でも、剣状態ならきちんと持てます!
台座状態では無理でも、持たせてる状態ならしっかりとできます。
眼鏡をはずして、刀身をはずす!
「本気で行きます!」
と聞こえそうです。
そして振りぬきます!
これもきれいに決まって、立たせてる分には本当にきれいにできるのはいい感じでした。
そして最後はヒーローポーズで?
6.感想
と、こんな感じのプラモデル、『小鳥遊暦』さんでした。
何点か気になる点があったのは確かで、誰にでもおすすめですよ! と聞かれたら、できないのでは? と感じます。
ただ、美少女プラモデルとしては、数年前のキットだとしてもクオリティーはとても高く、個人的には損はしませんでした。
ただ、拘られている手首に関しては、通常状態だととてつもなくはめにくく、個人的に穴の拡張を行いました。
その為、やり過ぎた場合まったくもって手首の保持力やはめ合わせが緩くなり、修正不能になるのが、一番の問題点だと個人的に感じたところです。
それ以外の点は、拘る人には厳しいだろう、という感じでとどまっており、アクションで見せたように、意外にしっかりと決まるのはやはりいい物です。
その為、人気になるのはわかるレベルで可愛さとポーズの決まりやすさ、さらに値段との兼ね合いを考えるといい商品で、手首などを気にしない人からしたら、とてもいい商品になると感じました。
さらに、改造するにしてもベースとしては出来がいいのも特徴で、他シリーズ『メガミデバイス』、『メガロマリア』との互換性があるため、これだけでもカスタム性に優れていると思います。
あと、これは気になる人にとっては、になりますが、背中のジョイントが一つしかないため、腰パーツは専用の延長パーツが必要ですし、若しくは背中パーツしかつけれないため、専用のジョイントを自作するしかありません。
それを気にしないならお勧めできます。
と、この記事を見てかわいい! ほしい! と思ってくれた方がいましたら、下記のリンクから覗いてみてください!
もちろん、夏服もありますし、水着もありますので、いろんな小鳥遊さんを拝めます!
よき推しライフを!